店舗の前などに設置するのぼり旗ですが、
長年使用していると変形してきます。
経年劣化による場合は避けることが難しいですが、
他にも原因はあります。
まず考えられるのが太陽光で、
夏場はかなりの高温になるため、その熱によって形が変わってしまうのです。
特にのぼり旗を固定するためにプラスチックを
使用しているタイプの場合は、形の変化に加えて
ヒビが入ったり割れたりといったことが起こります。
それから雨ものぼり旗にとっては大敵になります。
最近のものは防水や撥水といった加工を施して
いるものがありますが、何度も雨に濡れていると
それが剥げ落ちてしまいます。
すると布や支柱の部分に水分が染み込んでいき、
やがてカビが生えそこから腐食するのです。
そしてそのまま放っておくと、変形を招くことになります。
また風に関しても見逃してはいけない点です。
屋外に設置することが一般的ですから、
台風などの強風が吹く日になると煽られます。
するとのぼり旗が曲がることがありますし、
さらに強い風の日では折れる可能性があります。
他にも設置する際や片付ける時にどこかにぶつける、
あるいはクルマが跳ね飛ばした石が当たって
変形するといったことが原因だと考えられます。
これらを防ぎ少しでも長く使うためには、
天候が悪化したら直ちに屋内に入れることが大切です。
それ以外にも破損したら、それ以上酷くならないよう
すぐさま補修すると良いです。
さらに普段から丁寧に扱うことを心がけるだけでかなり違ってきます。