大きな文字のデザインののぼり旗であれば、結構距離があっても
文字を読むことができますから、宣伝効果が高いと言えます。
ちなみに、オリジナルのデザインで作成しようと考える人も
いるでしょうが、既製品で自分がイメージしているような
物があれば、それで事足りる場合もあるものです。
オリジナルだと費用が高くなりますから、無駄にオリジナルを選んで失敗することがないようにしたいところです。
「ふらっと入店」が多い外国人客に向けたのぼり旗の活用方法
2018年には訪日外国人観光客数が3,100万人を超え、前年比を
8パーセントも上まわって統計開始以来の最高記録を
更新しましたが、2020年には東京オリンピック開催も貢献して
さらに増加すると見込まれています。
観光業界はもちろん、あらゆるビジネス効果を予測する産業界が
観光客の動向に目を向けていますが、中小都市の
商店街であっても他人事ではありません。
大掛かりな宣伝をする必要はありませんが、目にとまるサインは
有効です。日本人は旅行に出る前から入念な下調べをし、
計画どおりに動く傾向が強いものですが、外国人はむしろ
対照的で、縛られることを好まず、気の向くままに
あちこち出かけることの方が多いと言えます。
訪れるエリアは大まかに決めていても、あらかじめ的を絞って
来店しないからこそ、いく先々で目に飛び込んでくるものが
頼りとなり、何も目印がないよりは、例えばのぼり旗が
たなびいている場所の方が興味を覚えるに違いありません。
その時の気分次第ではありますが、彼らの感覚に触れる要素が
あるかないかが重要になります。
勢い余って細々と宣伝文句を並べるのはかえってマイナスで、
見やすくストレートに訴えることがポイントとなります。
その際、すでにある日本語の宣伝文句と同じように
英語を並べる必要はありません。そうすればきっと
見にくくなり、かえって印象が薄れてしまうことになります。
そのため、既製品の中から無難な物を選ぶだけでも
充分に宣伝効果を得ることができます。
よりメッセージ性を持たせたいのであれば、遮光生地による両面別柄印刷を利用することで多めに情報を載せることもできます。